7月 26

Love Is All I Had: A Tribute to the Queen of Jamaica

 おおざっぱには、レゲエ系。Reggaeは湘南乃風みたいな音楽じゃない!あれは腐った悪いレゲエ。まぁいいや。毎年すすめてるけど、これはもう本当に夏にベストフィットしすぎる傑作。Rock Steady(ロック・ステディ)というジャンルの一枚だけれども、これはRock Steadyの入門編としてベストだし、なおかつフィリス・ディロンは最高に素敵なジャマイカ人の女性シンガー。彼女のベスト盤がコレ。リンク先で全曲試聴可。

 そもそも、ロック・ステディは、ジャマイカのポップシーンにおいて初期のスカに代わって登場した、レゲエ誕生前夜のスタイル。1966年から1968年の間にジャマイカで流行した。ロックステディでは、スカの特徴である卓越したジャズ・テイストのホーンラインは消えて、ベースラインが前面に押し出されるようになり、ギターは後にレゲエのリズムとなる裏打ちのリズムを刻んでいる。また、代表的なロックステディの多くはラブソングであるが、特徴である緩やかなテンポは、愛情たっぷりの歌詞をより際立たせているといえる。ちなみにロックステディというムーヴメントの名は、レゲエ・ミュージシャンの先駆者アルトン・エリスと、彼の「ゲット・テディー・トゥー・ロック・ステディ」という曲名に由来している。(参照

 つまり、ジャマイカの音楽史で、スカ→ロック・ステディ→レゲエと誕生してきたわけですな。

 1962年のジャマイカ独立以後、ジャマイカのミュージシャンは独自の音楽を作り出すことを模索する。そうした中で生まれたのがスカである。スカは、ジャズやリズム・アンド・ブルースなどのアメリカ合衆国の音楽や、カリプソ、メント等のカリブ海の音楽に影響を受け誕生した。裏打ちのリズムが特徴である。その後スカのテンポが遅くなり、ベースラインがより複雑になったロックステディが生まれる。ロックステディは一世を風靡したが、短命に終わり、1968年にはレゲエに取って代わられることとなる。ワンドロップと呼ばれる3拍目にバスドラムとスネアのリムショットが入るゆったりしたリズムと、覚えやすく印象的なベースラインがレゲエとそれ以前のジャマイカ音楽との違いである。(参照

 個人的には、Skaよりも、Reggaeよりも、Rock Steadyが大好きだ!スウィートで、慈悲深くて、優しくて、包み込んでくれるのに、爽快。これをかけて海へ行くことは不可避な既定事項。さぁ、あなたも、とりあえず聴いてみよう。幸せな笑みが零れる可能性190%だから。


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