7月 20

 微妙なご縁で女性赤文字ファッション誌の編集部と関わりがあったりするのだが、面白い話をきいた。

 数年前は、個性派・専門学校系・宝島系(Spring,miniとか)に勢いがあったが、最近若い女の子のファッションの主流を握っているのは赤文字系なので、そこに話をしぼる。

 本ABC協会によると、昨年下半期の平均実売部数は「CanCam」が約62万3000部。同じジャンルの講談社「ViVi」は約34万5000部、光文社「JJ」が約17万6000部(参照)。

 基本的には、CanCamはファッション的にダサい・無難・最大公約数的な男ウケを目指す。JJはコンサバ・コンサバすぎて時代遅れになりつつある。ViViはいちばんファッションとして冒険的・男ウケと同じくらい女ウケも重視する。という認識で間違ってないとはおもう。

 内田樹がどんな社会評論をしようとも、女性ファッション誌の人気は、なによりもモデルと読者モデルの可愛さ(クオリティ)で決まるところがある。で、面白いはなしとは、キャバ嬢をやっている女の子の受け入れに関して。

 CanCamとViViは、キャバ嬢であろうがなかろうが、可愛ければ無関係に(読者)モデルとして受け入れる。一方、JJは、その子がキャバ嬢をやっているとわかった時点で、採用しない可能性が高いらしい。「お嬢さま→愛され→結婚」という基軸がブレていないらしい。保守的な価値観をつらぬいている。(読者)モデルのライフスタイルにまで口を出すのだから、そりゃあ、可愛い(読者)モデルは集まりにくく、衰退しますわな。ちなみに、JJはアンケートのねつ造も嫌うらしい。(他の2誌については‥)

 男に最大公約数的にモテたいからファッションは無難に、男の前では取り繕うけど、一貫したライフスタイルとしての「お嬢様」はマジ勘弁、というのが1位。男も大事だけど、女の目も気になるし、自分を力強くアピールしたいというのが2位。服装もライフスタイルも「お嬢様」目指しますというのが3位。たしかに、女の子の価値観の分布的に、そんな社会だと思うわけです。

 それにしても、CanCamが好き、という時点で個人的には萎える。自分は、圧倒的にViViを支持しますが。戦略が巧みな女の子より、たくましく生きる女の子の方が好き。「お嬢様」を一貫してつらぬくのは格好いいけど、個人的には趣味じゃない。みんなもっとワイルドに生きようよ。


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