12月 15
一部の人間にそのコストパフォーマンスの高さで名を轟かせている焼肉屋、和 (かず)。文京区茗荷谷(丸ノ内線、池袋から2駅)から徒歩1分程度(東京都文京区小石川5-5-9 藤ビル)。叙々苑みたいにブランドと雰囲気でお金をぼったくる有名店とはわけがちがう。高い金を払えば美味しいものはいくらでも食べられるんだから、自分は店を選ぶ際、味と価格と量のバランス、CPを最重視しますね。いくら美味しくても、法外に高い金を払っていると気分がよろしくない。このお店、ネタフル でも扱われているのを見て、ああ意外とメジャーなんだなぁと驚いてしまったのだけれども、ここの焼肉屋の真骨頂は「レバ刺」にある。レバーの刺身が絶品。人生で食べてきた中で、no.1を誇っている、現時点で。
それにしてもレバ刺という食品自体が美味いですね。濃厚さと、適度な生臭さと、とろけるような感覚と、包み込むようなまろやかさと。みじん切りにした生姜をたっぷり乗せて、軽く塩かタレにでもつけて、パクリといただく。肉類では、レバ刺しと、焼き鳥の「ハツ(心臓)」が大好き。新鮮なレバ刺しはおそらく上質なカルビよりもフォアグラよりもアワビよりも美味しいと自分は思う。焼肉 和、文京区にお立ち寄りの際にはぜひどうぞ。平均的に食べて、2人で8000円程度かな。ここにある焼肉番付 のお店、徐々に開拓していこうかなぁ。もちろん、自分は牛角理論 の提唱者ですが(笑)、とにかく今日これからひさびさに和に食べに行くので、よだれを垂らしながら書いてみただけです。ふひひ。
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12月 15
大好きなレーベル、Stones Throw RecordsのXmasコンピレーション。presented by PEANUT BUTTER WOLF。FunkとHiphop好きにはたまらんですな。James BrownとかBruce Haackとか。日本ではBeams Records でしか買えんってのが、うーむ。でも、Stones Throwのpodcastから、BADD SANTA’S AFTER PARTY と称したpodcastが無料でダウンロードできるので、俺はそれでいいや。ポッドキャストは30分のmix。それにしてもStones Throw、成長したなぁ。たしか全米のインディーズレーベルでファン投票1位になったんだっけ?せっかくだから、The New York Timesが書いたBADD SANTAのレヴュー を、誰かのために訳しておこう。ったく、誰が読むんだかw (追記)Youtube見つけたので貼っておきます。
風変りなhiphopをブチかますことで有名なStones Throwから、まったくバカげたクリスマスコンピレーションがやってきた。James Brown(“Go Power at Christmas Time”)とエレクトロミュージックの走り、Bruce Haackが一緒にならんでいるんだぜ?“I Like Christmas” の音はいい意味で狂ってる。あとこのコンピレーションに入っているのは、無名なhiphop(Busy Boysを覚えているかい?)、クワンザ(アフリカ系アメリカ人のクリスマス祭)の音楽、そしてなによりも、クラブで爆発的にヒットした“C’mon Ride It (The Train).”で知られるQuad City DJ’sの、熱にうなされているかのようなトラックだ。ある種のマニアックなリスナーにとって(もちろんもう自分がそうだと気づいているだろ?)、Stones ThrowのXmasアルバムは、このページで紹介されている他のつまらないクリスマスアルバムの完璧な解毒剤になってくれるはずさ。(KELEFA SANNEH)
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12月 15
Ricoh GX100 / Shibuya / Tokyo.
「他人をもっと理解したい」「他人にもっと理解されたい」「語ればわかりあえる」「彼女や彼氏のすべてを知りたい」なーんて甘ったれたことを考えている人は、ぜひぜひ読んでくださいな。理解は過少でも過剰でも不幸を招くこと。「完全な理解」と「適切な理解」は異なること 。理解という観点から、こころ・身体・セックス・暴力・差別をまとめて考えられること。これらについてのお話です。個人的に、ものすごく根本的で切実すぎるトピック。今回は、自分の奥深くに芽吹いていた漠然とした感覚に明快な言葉を授けてくれた、『他者といる技法』 という本をベースに書きます。これは長いあいだ自分に重く深くのし掛かっている書物なので、そのうち解体/再構築してふたたび論じます。
(AM 7:10に末尾追記)
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12月 14
Ricoh GX100 / Shibuya / Tokyo.
ひさびさに投資のはなしから。投資を始めたいと考えている若い人は、まわりを見るかぎり存外に多いようですが、英語力がないならば投資は諦めた方がいいですよ。これからますます英語力が投資家の必要条件となるでしょう。なぜならば、しつこいくらい書いてますが、日本は投資対象として向いていないから。「日本はものづくりが優れているから大丈夫!」という幻想にまだしがみついているならば、それは投資センスがないことを自ら露呈しているわけですから、あきらめてください(参照 )。また、「自分は日本人で日本が大好きだから日本に投資したい!」と考えている人は、マーケットにお金以外の何か(自尊心・倫理観・愛国心など)を求めてしまっているわけですから、これも最低最悪ですね。マーケットは望むものをなんでも与えてくれるけれども、お金以外の何かを求めれば、お金は絶対に稼げない(参照 )。また、投資対象として日本を見限ることは、日本の国益にも適っている。一人一人が「金融立国」すれば良いわけだから(参照 )。
端的に言えば、世界中で一番ホットな市場(「追いつけ追い越せ」状態の市場)に素早く投資できる勇気と能力を持つ人が、おそらく一番簡単に・高確率で稼ぐことができるわけです。とはいえ、誰しもはじめはビジネス英語に親しんでいない。いきなりFTやWSJやEconomist誌や投資レポートは読めない。一歩一歩、英語スキルと格闘していく必要がある。で、ひとつオススメなのは、矢口新さんの「マーケット情報で学ぶ経済英語」 というメルマガ。矢口さん自身、投資家として非常に優れているのですが、このメルマガも秀逸な出来。毎日、その日のマーケットの動きで重要なトピックを扱った英文記事を、1パラグラフ切り抜いて、日本語訳、単語解説とともに配信してくれます。週末には、その週配信した記事をまとめて掲載したものが送られてくるので、覚えた英単語/忘れた英単語を再確認できる。1日3分で片付くので、継続できる。自分はもう2年くらい購読していて、Gmailから携帯電話に自動転送させておいて、電車の中で読み流しています。携帯で読むからこそ継続できた。ほとんど負担がかからなく、継続は力なりを実感できるし、英語力と同時にマーケットの重要な動きを追える点が素晴らしいですね。何もやらないよりはマシです。 あ、マーケットの知識自体が無いという方は、伊藤洋一のpodcast をぜひ聴いてみてください。週1回配信で、無料なのに良くできていると思います。
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12月 13
Ricoh GX100 / Shinjyuku / Tokyo.
前回が長かったので、今回はなるべく短く書きます。たとえばビジネスでユーザーを集めてコミュニティを作りたいとする。どうすれば良いか?一番簡単なのは、彼(女)らに共通の評価基準を与えてやること。評価基準がシンプルであればあるほど、多くの人々を巻き込むことができる。たとえば、コトノハ というSNSが、あらゆるものごとを「○か×か」というシンプルな評価基準で判定させることによって、共同性を構築しているように。共通の評価基準がコミュニティを生む。
一番良いのは、評価基準を数値化し、対象を序列化できるシステムを作ってしまうこと。たとえば、はてなブックマークはクリップ数でウェブサイトを序列化する。オリコンは売り上げの数で音楽を序列化する。niftyはキーワードの検索数でトピックを序列化する。いずれも、絶大な権力を誇っていますね。
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12月 13
Ricoh GX100 / Ikebukuro / Tokyo.
今日は社会派の記事で。先日、知人が東京へ遊びに来ていた。しかし、旅先(東京)で脚を派手に骨折してしまった。自分は救急病院に駆けつけ、その後介護っぽいことをしていたのだけれども、その中で興味深いことに気がついた。知人が、松葉杖をついて歩いているとき、すれ違う人々は、その姿を「非日常」だと認識しているように思われた。「普通の人」が怪我をしてしばらく非日常の世界に入り込んでしまったのね、可哀想に、といった具合に。でも、知人が車椅子に乗っているとき、街の人々は、その姿を「別世界」だと見なしているようだった。「普通の人」が運悪くしばらくのあいだ非日常を強いられているのではなく、たとえば障害を抱えているなど、何らかの理由から車椅子で生活をしなければならない、わたしとは別世界に生きる人なのね、というように。つまり、松葉杖をついている人は「もともとこっちの世界に住んでいるけれどもしばらくあっちの世界に行ってしまった人」と認識されるのに対し、車椅子に乗っている人は「もともとあっちの世界に住んでいる人」と認識されるのだ。
この認識のちがいは想像以上に大きい。車椅子に乗って「あっちの世界(別世界)」に住んでいると認識されると、人々は腫れ物を扱うかのように振る舞うからだ。過剰に優しくなったり、過剰に目をそらしたり。「わたしには理解できない世界に住んでいて、想像を絶する気苦労を抱えて生きている人なのだから、慎重に接しなければ」という善意が、ぎこちない扱いを生じさせる。けれども、松葉杖をついて「こっちの世界」の住人だと認識されると、誰もが比較的シンプルに振る舞ってくれる。理解可能な存在、心情を察することができる相手だと見なされ、自然と共感してくれるからだ。「大変ねぇ、痛そうだねぇ、運が悪いねぇ、ちょっと手伝ってあげようか」といったように。
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